2013年1月6日日曜日

さいごに

1月5日、無事帰国しました。
今は大都会東京で日本の食生活を堪能しています。

ウガンダにいたことが既に夢のようです。
タイムスリップしたような、そんな気分です。
ただ、離れてはいるものの、あぁ今頃ランチタイムでマトケ食べてんのかなぁと想いをめぐらしています。そして、既にあの慣れ慣れしくって、無神経で、呑気なウガンダ人を恋しく感じています。

慣れてしまえば、後は日本だろうがウガンダだろうがすべては日常。楽しいことも、腹立たしいことも、悲しいことも、喜びも、いろいろありました。日本にいたときよりも、感情の起伏は大きかったかもしれません。

元気で日本に帰る。
ウガンダが好きみたい。

それが2年間の収穫です。

たくさんの人にお世話になりました。
感謝ばかりです。
ありがとうございます。

本日をもって、ウガンダ綴り最終回。
お付き合い、本当にありがとうございました。
コメントをもらったり、メールをもらったり、心強かったです。
日本から見るととっても遠い気がするウガンダですが、親近感を感じてもらえたらよいなぁと願うばかりです。
旅行いきたいな、、、なんてことが頭をかすめたら、是非ご連絡ください。
そう簡単に病気にもならなければ、人に刺されたりもしないのでご安心を。

みんなが元気で暮らせますように。
ウガンダがずっと平和でありますように。

2013年1月2日水曜日

謹賀新年

あけましておめでとうございます。

初めてのウガンダでのお正月はカンパラで迎えました。
日付が変わる12時にあらゆる場所で花火が上がり、渋滞の車からはクラクションが鳴り響き、雄たけびを上げる人たち。
 にぎやか!
 そんな中、まったりと新年を迎えました。

2013年も楽しみます。

本年もよろしくお願いいたします。
*えーっと、2012年の最大の思い出は、、、キリマンジャロ!
ウガンダじゃなくって、ごめんね~。

2012年12月28日金曜日

クリスマス

年中行事の中でも最大のイベント、クリスマス。
10月くらいから“クリスマス”という単語を聞くようになり、みんながそわそわし始め、巷にニワトリが増え始めます。
地元カワンダで迎える初めてのクリスマス。

クリスマスは、あっちこっちのお家を訪問してきました。あるときはお呼ばれし、あるときは行きたい!と催促。

同僚でもありプライベートでも本当にお世話になったホープ。お家で朝食をご馳走になり、教会に行き、ランチもまたもやご馳走になるというスペシャルコースに招待してもらいました。もともと姉さんタイプの彼女ですが、お家でもテキパキ、キビキビ働いている姿を見ていると、一人前の女性なんだなぁと改めて見直しました。
その彼女が、朝から仕込みをして作ってくれたご馳走がこちらです。
カロ、マトケ、ライスに始まり、さばきたてチキンのソースにビーフのソース、各種お野菜とテーブルいっぱいのお料理です。もちろん美味!

最後は、記念写真。
左の方はフィアンセ。来年には式を挙げるそうです。参列したかったなぁ。

次の日に訪ねたのは、フラビア宅。
フラビアは現在大学生。わたしがウガンダに来たばかりの頃、彼女も養蚕センターで進学までの数ヶ月ボランティアとして一緒に働いていました。とにかく働き者で尚且つ、ずば抜けて優秀、人柄も落ち着いている。彼女のおかげで当初のウガンダ生活を乗り切れたといっても過言ではない、心のオアシスだったのです。その後、進学して1年半以上会っていなかったのですがクリスマス休暇で実家に戻りセンターに遊びに来てくれました。
そんな彼女のご実家へ朝食に招待してもらいました。

訪ねて、びっくり。
通勤途中、毎朝のように出会い笑顔で挨拶してくれるおじいちゃんが彼女のお父さんだったということをこの日知る。この人柄はここから生まれてるのか、、、と勝手に納得。
家族写真。
左端がフラビアです。
きっと素敵な女性になるんだろうなぁと思います。立派になった姿を見たいです。

そして、そして、
以前に紹介したエリアスさんです。彼は結婚して、子供もできました!いつもは、ずぅーーーーーーーーーっと遠くに離れて住んでいる奥さんと子供なのですが、クリスマスはみんなで揃ってお祝い。
ウガンダでは夫婦とはいえ、それぞれが仕事を持っていると一緒に住む事は難しいものです。稼がないといけないし、新しい土地で仕事を探すのも難しいし。家族が顔を合わせて過ごす貴重な時間。
ウガンダの家族、夫婦、親子、恋人、いつもとは違う顔や日常の暮らしっぷりを覗いてきました。

ホープとは今朝お別れ。
里帰りするということで、お見送りしてきました。

わたしも荷造りが済み、明日カワンダを引き上げカンパラへ引越しです。

好きな人たちが住んでいるカワンダ。
第二の故郷です。

2012年12月24日月曜日

アフリカン

大型ショッピングモールでお買い物。
入口近くには荷物一時預かり所があります。
他所のショッピング袋はここにお預け。

私のショッピングバッグにはマイケル・ジャクソンの本が一冊。
それを見た係りの一言。
“Are you going to read our history?”
“うっ、ぅん。”

マイケル→黒人→アフリカ人→ウガンダ人→我等の仲間

という図式?

それ以前にも、
アメリカ大統領オバマ氏が再当選した際に身内のことのように喜びまくる同僚を目にしました。

オバマ氏の先祖を辿ればケニア人。日頃はケニア人にどことなくコンプレックスを抱いているかに見えるウガンダ人も、こんなときにはケニアだろうがウガンダだろうが同じアフリカ人だー!それどころか同じ東アフリカじゃん!!!とばかりに大興奮でありました。

しかも
“He speaks English very well !!!”
だなんてお褒めの言葉まで。。。
一応確認までに、オバマさんはアメリカ生まれアメリカ育ちですよ~とは囁いておきました。

そんなこんなで世界で活躍する黒人は、みんな彼らのヒーローです。遠くても、離れていても we are the one~♪なわけですね。

2012年12月21日金曜日

たのしみ

染色のときのたのしみ。

染色が終ったら、七輪の残り火でカソーリを焼く。
カソーリはメイズのこと。日本で食べる黄色いコーンとは違って白っぽくて甘味はなし。
だけど、モソモソ噛みしめているとクセになる味わい深い食べ物です。

12月はカソーリの収穫期。ベストシーズンです。
道端でも売っているけど、とりたてを焼いて食べると瑞々しくて格別。
砂糖がめいっぱい入った甘い、いや甘ったるいチャイと一緒に遅めのランチとして、いただきまーす。

2012年12月18日火曜日

たくさんの最後

帰国まで、あと17日。

やることなすこと、これが最後という感覚がついて回ります。

週末に今年最後、そして、わたしにとってはウガンダで最後のクラフトマーケットへ参加してきました。そして、今日は送別会。
これぞ、まさにお別れの予感。

なにより嬉しかったのは、メンバーが自主企画してくれたこと。最終的にはミニストリーからお偉方が出席するということで予算を組んでいただいたようですが、みんなからお金を集めて自分たちでパーティーを運営しようとしてくれたことに嬉しさ倍増です。

朝早くから調理が始まり、プログラムを組んで、踊って歌って。。。
全力で、最大、最高のパーティーをしてもらいました。

感謝はいくらあっても足りません。

好きなひとたちとの出会いは、最後にしたくないなぁと思います。

2012年12月14日金曜日

工房探訪

クラフトマーケットに出店していると、いろんな作り手に出会います。
中でも陶芸のグループで、とっても素敵な商品を作っているひとたちがいるので、彼らの展示会と工房を見学にいってきました。

展示会はカンパラの閑静な住宅街にあるムズングのお家で。
こちら写真なし。。。
お買い物に熱中しておりました。

で、その後カンパラから1時間半くらいの場所にある工房へと案内していただきました。

メインロードから村エリアに入ると看板出現。
しっかりした門構えのお屋敷です。
NAKAGWA POTTERY
では、早速中の様子を。
こちら、電動ろくろ。
 こちら、電気窯。
こちら、焼待ちの商品。
こちら、野焼き?

という具合です。
土はウガンダのもの、釉薬には蟻塚の土を使い赤色、炭で燻して黒、ドイツから輸入した釉薬で白、地色の茶。この4色でアフリカンだけど洗練された、でも素朴な(あぁ解説、難しいぃぃぃ。)要は、素敵な絵付けがされています。形も大らかでとっても素敵。
たくさん持って帰りたいけど、重いし、割れるし、、、結果、自分用!ブログご愛読のみなさま、申し訳ありません。恨みを買わない為にも、写真は控えさせていただきます。お土産は、別ものをご用意させていただきますので、ご容赦下さい。

さて、陶芸とはうって変わって染織だって捨てたもんではありません。
数ヶ月前になりますが、織物工房も見学に行ってきました。
ついでに、こちらもご紹介。

カンパラから乗り合いバスで3時間くらいのJINJAという場所。
ナイル川の源流があることで有名です。

完全な村エリアに工房あり。
ショールームもあって大興奮!

この工房の魅力は、
な、な、な、な、なんと
糸を選んで自分だけの商品を作ってもらえるのです。ウットリ。
だがしかし、
糸を選び始めたころスタッフから一声。
“今、糸が足りないからオーダーは受け付けられません。”
なにぃーーーー!!!そんなこともあろうかと思い、事前に連絡してたのに!!!!!

とはいえ、ここで引き下がらないのが熟年ボランティア。

“前日にオーダーできるか電話しましたよね!?何でも作れるって言いましたよね!??
なんで!!!!!おかしいやん。
っていうか、ここまで来るのすごい遠いんやけど、交通費払ってくれるん???”

と、このようなやり取りを繰りかえし、
期限までに糸が入荷したら、作ってあげてもいいよ。(注:上から目線。)だけど、問い合わせの電話はしないで。

こんな条件の下、オーダーだけねじ込んで帰りました。

帰り道、どうせ作らへんやろうな~と友人と意見を交わし、諦めておりました。

ところが!
先日、友人のところに電話があり、オーダーのスカーフ出来上がったので送ります。との連絡が!
やればできるんやん。
てっきり手に入らないと思い、ケニアに行く友人にスカーフのお遣い頼んだのに。
既に何をオーダーしたかも記憶になし。

カラフル、マルチカラーのスカーフが手元に届きました。
お土産のつもりだったけど。。。欲しい。
ウガンダ産スカーフは先着●名様まで、そして、ケニア産スカーフは先着1●名様までお渡しできるかと思います。
わたしの気の変わらないうちが良いかと。

まだまだ秘蔵のクラフトあり。
ベッドの上に広げて、一人にやけております。